
CONCEPT
当院の小児矯正の
コンセプト
これからの人生に
最適な改善を
これから長い人生を歩む上で、生きていく中で、
最も大事な要素、呼吸と睡眠と食事。
この三つを改善する治療法である顎顔面矯正という
小児拡大矯正を行います。
この矯正治療は歯並びだけでなく、
生活習慣を含めた全ての改善を目指して治療を行います。
そうすることで、呼吸と睡眠と食事に必要な機能が
良い状態を獲得することが可能です。
FEATURES
当院の小児矯正の特長
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01
骨格から歯並びを根本的に改善
顎顔面矯正
当院では、顎顔面矯正(拡大矯正)を取り入れております。
この矯正方法は、お子様の顎の成長を促進し、歯を正しい位置に並べてかみ合わせを整えることを重視し、喘息・鼻づまり・いびき・アトピー改善などのメリットがあります。 歯並びを整えるだけでなく、体の健康を改善することを重視した矯正治療です。そして、抜歯矯正を避けることができる唯一無二の治療法、これが顎顔面矯正です。 -
02
歯並び以外の全ての健康を改善
健康につながるトレーニング
不正咬合のお子様は、口呼吸をしていたりいつも口がぽかんと開いていたり、よく噛まずに食べると言った症状が見られます。
そのような症状を矯正の力のみで直すのではなく、口周りの筋肉のトレーニングや肺活量向上のトレーニングなどを習慣づけお子様と力を合わせて改善していく矯正治療を行います。 -
03
正しい口腔機能を獲得するための改善
老後の健康までを見据えた治療を
子供の時の悪い癖や骨格の問題は、老後の嚥下障害による誤嚥性肺炎や肺炎にもつながります。 また、誤嚥性肺炎や肺炎は高齢者の死亡原因の上位に入るほど、重要な病気です。
そのため、当院では顎顔面矯正(拡大矯正)を用いながら、骨格から機能まで改善することを目的とした治療を行います。
小児期であれば、歯への負担を少なくすることができ、成長期に本来大きくなるべき顎の成長を最大限活かし、しっかりと成長を促します。
当院では、治療前に
以下の機能を確認します。
- 睡眠の状態
- アレルギーの有無
- 鼻呼吸・呼吸の状態
- 口腔内・舌の状態や位置・形
- 嚙む力の強さ
- 嚥下の状態
子供の時期だからこそ、
整えられる呼吸や睡眠などの
日常に関わる全ての改善を目指して治療を行います。
REASON
小児矯正をおすすめする理由
矯正により骨格が整い、呼吸・睡眠・食事の様々な機能改善につながる
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老後のあなたのお口の健康に活きる
子供の時の悪い癖や骨格の問題は、老後の嚥下障害による誤嚥性肺炎や肺炎にもつながります。
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癖や骨格の調整がしやすい
成長に合わせて柔軟に対応できるため、悪い癖や骨格の問題を改善しやすい。
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成長期の変化を活かせる
子供の顔や体は変化しやすく、早期のケアでより自然な矯正が可能。
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大掛かりな治療を避けられる
大人になると変化が難しくなるため、早めに矯正することで将来的に大掛かりな治療を回避できる可能性がある。
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健康的な美しさを目指せる
成長をサポートすることで、将来も健康的で美しい歯並びを維持しやすくなる。
負担がかかることもあります
装置による痛みがあり、時々腫れや出血が起こることがあります。また、食べにくさや噛みにくさを感じることがあり、さらにプラークコントロールが困難になることもあります。
- 骨格にアプローチする矯正
- お口の機能を
育てる矯正
TREATMENT
どんな治療をするのか
当院では低年齢でないとできない顎顔面矯正(がくがんめんきょうせい)に力を入れています。早期にこの矯正を始めますと、歯並びが悪くなる根本の原因から治すことができるという大きなメリットがあります。成長を利用しながら歯並びを治していきますので、歯並びの良さはもちろん、顔のフォルムも美しく整えることが可能になり、同時に全身の健康にも効果的です。
上あご拡大装置

上あご拡大装置は、小学生くらいのお子様に使用する固定式の矯正装置です。上の6歳臼歯と前方の乳歯または小臼歯を固定源とし、上あご全体を左右に拡げることを目的とします。歯がきれいに並ぶスペースが不足している場合に使用し、早期に導入することで将来的な抜歯矯正を避けられる可能性があります。また、上あごが広がることで鼻腔も拡がり、口呼吸の改善につながります。その結果、歯列全体が安定しやすくなります。
下あご弧線装置

歯の裏側にワイヤーを沿わせ、 歯列を拡大したり、 個々の歯を動かしたりすることを目的としています。
歯列を拡大する場合、 ワイヤーが歯列を押すことにより、 歯列が側方や前後方向に広がります。
この時、 歯の移動方向に沿って歯槽骨の改造が起こります。装置自体は歯の裏側に沿っているため違和感は比較的少ないですが装置に慣れるのに1週間ほどかかります。
装置に慣れると食事も気にせず摂れるようになりますが、固い物などは咬みにくかったり、咬んだ時に痛い場合もあります。 痛みは数日で消退しますので、 最初のうちは柔らかいものから徐々に慣らすようにしましょう。
マウスピースによる矯正(マイオブレイス)

マイオブレイスとは、取り外し可能な小児向けのマウスピース矯正治療法の一つです。トレーナーと呼ばれるマウスピース型の器具をお口の中に装着することで、歯をキレイな歯並びに整えていきます。歯に力を加えて動かすのではなく、筋機能訓練を取り入れた矯正法です。
MFT(筋機能療法)

MFT(筋機能療法)は、お口に関わる筋肉を鍛えたり、ストレッチや動きの調整を行うことで、正常な発達をサポートします。これにより、歯並びに影響を与える癖や症状を改善でき、矯正治療の効果を最大限に引き出します。MFTは全ての矯正治療に大切な要素で、改善することで後戻りを防ぎ、より長期間安定した結果を得られます。
MFT(筋機能療法)のメリット
- 矯正治療をスムーズに行える
- 矯正治療後の後戻りを防げる
- 咀嚼・嚥下機能を改善できる
- 発音・滑舌がよくなる
- 表情が豊かになる
おすすめの治療法について
マイオブレイスやプレオルソ、インビザラインファーストなどのマウスピース矯正は、お口の機能や歯の角度を整える効果がありますが、骨格の改善には直接関与しません。そのため、顎と歯の大きさにアンバランスがある場合、成長後に歯並びが再度ずれることがあり、安定が難しくなることがあります。この場合、抜歯矯正を選択することがあるかもしれません。また、骨格の改善によって鼻呼吸がしやすくなるため、より良い機能が育まれますが、骨格にアプローチしない矯正では、鼻呼吸を獲得するのが難しくなることがあります。そのため、骨格にアプローチする矯正と合わせて行うことをおすすめしますが、お子様の成長を見守りながら、最適な方法を都度ご提案しますのでお気軽にご相談ください。
FLOW
矯正治療の流れ
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01
無料カウンセリング
当院では、患者さんの健康状態を総合的に把握するために、レントゲンや全身・お口の問診、食生活に関する確認を行います。また、成長の検査や身長体重、呼吸の検査、鼻腔通気度検査、舌圧検査、口唇圧検査も実施しています。これにより、お口の機能を詳細にチェックし、患者さん一人ひとりに合った矯正治療の方針を提供いたします。
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02
検査
続いて検査に入ります。一般的な検査として、成長の検査や身長体重、呼吸の検査を実施しています。さらに詳しい検査として、鼻腔通気度検査、舌圧検査、口唇閉鎖力検査、セファロ分析、パノラマレントゲン検査、模型分析など専門的な分野からもしっかりお口の状態の確認をします。
一般的な検査
- 成長の検査
- 身長体重
- 呼吸の検査
詳しい検査
- 鼻腔通気度検査
- 舌圧検査
- 口唇閉鎖力検査
- セファロ分析
- パノラマレントゲン検査
- 模型分析
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03
骨格の矯正治療開始
当院では、上顎の拡大や下顎の歯軸傾斜改善を目指した矯正治療を行っています。主に2つの方法で治療を開始します。1つ目は「ハイラックスとMPAリンガルアーチ」、2つ目は「FANとMPAリンガルアーチ」を使用します。これらの治療法を組み合わせて、歯並びや噛み合わせを改善し、快適な口腔機能を提供します。
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04
機能を整えるトレーニング開始
治療期間はおおよそ2年を目安としていますが、子どもの成長を予測するのは難しいため、成長期が終わるまでは定期的に経過を確認します。来院は月に1度程度ですが、装置の作成や装着時には来院回数が増えることがあります。治療の進行状況に合わせて、無理なく最適なペースでサポートしますので、ご安心ください。
矯正治療が不安な患者様へ
お子様の骨格の変化や身長の伸びについては、個人差が大きく、誰にも正確には予測できません。18歳まで身長が伸びるお子様もいれば、12歳で止まるお子様もいます。成長のペースはそれぞれ異なりますので、私たちはお子様の成長を見守りながら、歯並びが整うまで柔軟に対応していきます。お子様に最適なタイミングでサポートを行い、安心して治療を進めていきますのでご安心ください。
CASE
症例紹介
- 11歳女児の症例について
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初診時11歳7ヶ月
主訴 主な症状は、歯が詰まっていて歯磨きができないこと、前歯が飛び出ていること、口呼吸など主な症状は、歯が詰まっていて歯磨きができないこと、前歯が飛び出ていること、口呼吸など。
施術概要 上顎の骨を拡大し、埋まっている3番目の歯が生えてくるスペースを作る治療を行いました。
治療期間 約2年半~3年
リスク・副作用 特になし
治療結果 治療の結果、3番目の歯は切開せずに出てきて、歯並びと機能が改善されました。
- 7歳女児の症例について
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初診時7歳9か月
主訴 主な症状は、前歯が並んでおらず、噛み合わせが反対になっていること、いびき、口呼吸、唇の乾燥など。
施術概要 上顎の拡大と前方移動、下顎の傾斜修正、呼吸訓練などを行いました。
治療期間 1年と6か月
装置着用期間は1年間
小児の治療のため経過観察リスク・副作用 特になし
治療結果 反対咬合が改善され、いびき、口呼吸などが改善されました。
PRICE
料金表
(顎顔面矯正)
相談料 | 無料 |
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検査料 | ¥33,000 (税込) |
基本施術料 | ¥495,000 (税込) |
外科処置(MARME) | ¥165,000 (税込) |
外科処置(口蓋切開術) | プラス¥66,000 (税込) |
管理料 | ¥5,500 (税込) |
FAQ
よくあるご質問
- 矯正を目立たないようにしたいです。
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透明なマウスピース型矯正や歯の裏側に装着する舌側矯正など、目立たない矯正法もあり、患者様のお口の状態に合ったおすすめの装置をご紹介しています。※口内状態によっては装着できない装置もあります。
- 矯正をするにあたり、抜歯をしないといけないのか不安です。
- 顎顔面矯正は、成長期のお子さまを中心に、顎の骨の成長をコントロールしながら歯並びや咬み合わせを整える治療です。基本的には、顎の発育を促すことで歯が正しく並ぶスペースを確保するため、抜歯をしなくても治療できるケースが多いです。 ただし、顎の成長がすでに完了している場合や、極端に歯が大きく並ぶスペースが確保できない場合には、最適な噛み合わせを作るために抜歯が必要になることもあります。抜歯の必要性については、お口の状態を詳しく診断したうえで判断いたしますので、まずはご相談ください。
- 矯正治療は痛いですか?
- 初めの数日間は装置に慣れるまで違和感や軽い痛みを感じることがありますが、通常は数日で慣れます。また、調整の際に圧迫感を感じることもありますが、強い痛みが続くことはほとんどありません。